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取材者/
今年の米の出来はいかがですか?
田中杜氏/
今年は冷夏でしたから、どこも良くないってことですわ。まぁ、私のところでは、水の管理には本当に気を配りました。上のほうに湧水があって、貯水池があるんです。そこから水を引っ張ってきてるんですわ。水もそういう綺麗な湧水使って作った稲なんです。
田んぼが、まだ湿ってるでしょう。ギリギリまで水を張っていたんですよ。いつもなら稲が大きくなると水を抜いて、もっとカラカラで軽トラックがここまで入るんですよ。水をずっと張ることで、冷夏でも稲のあたりはあんまり温度が下がらんでね。
まぁ、水の管理は本当大変でしたけど、いい米ができましたよ。うちの稲木は色がいいでしょう。向こう側に見える稲木は緑色がかってるでしょう。あれは、あまり実らなかったんでしょうなぁ。冷夏ですからなぁ。
取材者/
本当に稲が綺麗な色ですね。
でもここら辺は 山裾に広がる田んぼとか稲木のある風景とか、とてもいい眺めですね。
田中杜氏/
お客さんを呼んで稲刈り体験とかしてもらったら、おもしろいかなって思ったりしてました。稲を刈った後にね、この米で出来た酒をこの風景を見ながら呑んでもらうと。
取材者/
おもしろそうですよね。この酒米で出来る酒と言ったら「箙」ですよね。この田んぼで、どれぐらいの量が作れるんですか?
田中杜氏/
全部で3反作ってますから、米は1200kgから1500kg取れます。そうですな、一升瓶で1000本ほどというところですか。
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